「重厚感」から「親しみやすさ」へ
オールドパーがYOMIURI BRAND STUDIOと動画を制作

人気俳優が表現する「大人の安らぎ」
「どこに行けばいいんだ!」「まだ進めっていうのか?」――。台本の読み合わせをする俳優の眞島秀和さんと山中聡さんの熱いセリフのやりとりに、思わず引き込まれる。ぐったりとした様子でソファにもたれかかる眞島さんに、山中さんが「お疲れ。つかめたか?」と声をかける。そして氷の入ったグラスにオールドパーが注がれる。トクトクと響く、ウイスキーを注ぐ音が心地よい。「やりきった日は余韻がおいしい」という字幕に続いてグラスを合わせる二人。大人の安らぎを感じさせるこのPR動画は、YOMIURI BRAND STUDIO(YBS)が手がけたものだ。
[ハイボール編]
[ロック編]
眞島さんは映画『スウィングガールズ』(2004年)、『愚行録』(2017年)、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(2010年)など、山中さんは映画『運命じゃない人』(2005年)、テレビドラマ『鈴木先生』(2011年)などに出演。いずれも渋い演技派俳優として幅広い層から親しまれている。ひと仕事終わった後にリラックスしてオールドパーを楽しむ動画は、二人の日常の一部を切り取ったかのように、身近に感じられる。

(左から)眞島秀和さん、山中聡さん zazousオフィシャルTwitter(@zazous_stuff)より
あなたのウイスキーです、と伝えたい

MHDモエ ヘネシー ディアジオ
ディアジオマーケティング部
シニアブランドマネージャー
茂木 みよし 氏
「オールドパーは、1871年にロンドンで創業したグリンリース兄弟が生みだしたブレンデッドウイスキーで、長い歴史と伝統があります。記録には残っていませんが、明治期の日本の偉人たちが飲んだとも伝えられていて、威厳と高級感で愛されてきました。しかし、近年、その重厚感が逆に、ブランドイメージを消費者から遠ざけている傾向があるのでは、と思われるようになってきました。そこで、より気軽にオールドパーを楽しんでいただきたい、と今回のPR展開を実施しました」と語るのは、MHDモエ ヘネシー ディアジオ社ディアジオマーケティング部シニアブランドマネージャーの茂木みよしさん。
新型コロナウイルスの感染拡大により、バーなどで酒を飲むことが難しくなった状況もあり、飲む場所にとらわれずウイスキーの味わいを楽しんでもらいたい、という願いもこめた。茂木さんは「40代、50代の方たちも、オールドパーというブランドは知っているけれど、『偉い人が飲む』というイメージを持たれがちでした。そうではなく、あなたのウイスキーです、と伝えたいと思いました。夜遅くにバーで飲むというより、もっと早い時間から、ちょっと一息つきたいときに、リラックスして楽しんでいただきたい。そういう親しみやすい存在としてオールドパーを身近に感じていただきたいと思います」と茂木さんは話す。
動画の反響に手応え
ドラマ仕立ての動画制作はYBSの提案。昨年7月から準備に入り、9月に撮影、11月初めに納品という厳しいスケジュールだったが、YBSについて茂木さんは「時間に余裕がない中、とてもスピーディーでスムーズに進行していただき、経験豊富なチームだと感じました」と感想を語った。動画の反響についても「調査で40代の広告接触者の購入意向が高く出ており、多くの方から興味を持ってもらえたようです」と手応えを感じた様子だ。
読売新聞オンラインの特設サイトでは、動画の他にオールドパーの飲み方、作り方のほか、眞島さんのインタビューを掲載。オールドパーのオウンドサイトとAmazonストアページへのリンクも置いた。ターゲット層へのタッチポイントを増やすため、ネイティブ広告プラットフォームの利用や、PR動画のステーションビジョン広告、タクシー広告への出稿も実施した。

ネイティブ広告プラットフォームを利用

ターゲット層のタッチポイントを増やす施策
新聞広告でのブランディングは?

今後は、制作した動画を店頭と連携させていくなど、より消費者に近い現場でのPRに取り組みたい、という。「売り場を、オールドパーを飲むシーンとつなげるコミュニケーションが課題ですね」。
また、新聞広告については、「新聞をとっているのは、読むことが好きな人が多いというイメージです。ストーリー性があり、かつ読者がそれを読みたいと思う広告ならば、その展開の中でブランディングをしていける。そういう新聞出稿を考えてみたいと思います」と茂木さんは話している。
YOMIURI BRAND STUDIOはコンソーシアムの様々な経験を持つ人材がクライアントの課題に応じて適切なチームを編成し、信頼性の高い、最適なソリューションを提供してきました。
時を経て、その経験と実績をさらに積み上げ、あらゆるニーズに応えるべく、活動領域を拡大しつつ新たな価値を提供し続けています。コミュニケーションをより信頼できるものに、より心を動かすものにするために。YOMIURI BRAND STUDIOがお手伝いします。