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STORYストーリー

いざ、ブランドスタジオ。 ── インタビュー(Ⅱ)

新聞広告で告知→スマホ特設サイトに誘導→店頭へ
新しい付加価値で売り上げ・集客アップ

MMSマーケティング

MMS マーケティング 取締役
株式会社ビーマップ
代表取締役社長

杉野 文則

2018 年4 月から本格稼働したYOMIURI BRAND STUDIO(YBS)に同年10 月、新たにMMS(Media to Mobile to Store)サービスの機能が加わり、提供できるサービスの幅が広がった。

サービスを提供するのは、MMS マーケティング(本社・東京都千代田区、岩渕弘之代表取締役、以下MMS社)。MMS社は、コンテンツインフラとそれらを活用したコンテンツの企画・開発・運営から構成されるモバイルシステムインテグレーション事業を手掛けるビーマップを筆頭に、ジェイアール東日本企画など合わせて3社で17年7月に設立され、18年10月、読売新聞東京本社が出資会社に加わった。

MMS社のセールスポイントであるMMSサービスとは、その名前が示すように、新聞広告などのメディアからモバイルサイトを通じて、店頭へと誘導する仕組みを指す。

具体的には、商品のサンプリング情報をテレビの番組や新聞広告などで告知し、QRコードなどでスマートフォンの特設サイトに誘導、そこで入手したクーポンをお店で提示すれば、その商品がもらえるというサービスを提供している。これにより、集客と売り上げの両方のアップが期待できる。

MMS社の場合、乃木坂46や欅坂46といったアイドルグループのプロデュースを手掛ける音楽プロデューサーの秋元康氏の弟である秋元伸介氏が代表取締役社長を務めるY&N Brothers が出資社に名を連ねているのが強みの一つ。これまでもショッピングモールなどにアイドルグループのメンバーに来場してもらい、大量の集客を実現させたという実績を残している。

同社の杉野文則・取締役(ビーマップ代表取締役社長)は、今後の展開について、次のように語っている。

「新聞は、メディアとしての信頼度が高いのに加え、テレビなどと違い、紙として残るので、記録性でも優れており、本当にユーザーに伝えたいと思う情報を伝えるのに向いた媒体だと思っています。このような価値ある媒体で、これまでわれわれが培ってきたノウハウを存分に活かしていきたいです」

MMS(Media Mobile Store)サービスの流れ「

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