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よみバズ

「お願いです。高く買わないでください。」
獺祭の新聞広告がSNSで話題に

日本酒「獺祭」を製造する旭酒造(山口県)が12月10日(日)の読売新聞朝刊全国版に全面広告を掲載しました。メーカー希望小売価格と正規販売店一覧を表示して、適正価格での購入を呼び掛けるメッセージ広告で、この広告がツイッターなどSNSで広く拡散しました。

広告イメージ

掲載日と翌日の2日間のツイート推移(図)を見ると、日曜日とあってツイートされ始めたのは朝9時台とゆっくり目。ツイート数は11時台まで一気に伸び、昼どきの12時台に一休みした後、午後また伸びて、この日のピークは18時台と20時台でした。翌11日は月曜日で、ツイートチェックした人が多かったと思われる通勤時間帯の朝8時台と昼休みの12時台に山ができました。午後になると、いくつものネットニュースが記事で広告掲載について取り上げはじめたため、14時台からまた拡散が起こっています。

図 「獺祭」新聞広告掲載日と翌日の2日間のツイート推移

図 「獺祭」新聞広告掲載日と翌日の2日間のツイート推移

この2日間で、読売新聞が計測したツイート数(リツイート含む)は12,945件、これを見た可能性のある推定リーチ人数は804万人に達しました。計測対象は「読売」「広告」というキーワードを含むものです。これらを含まず「獺祭」のみで拡散されたものがあると思われますので、実際の拡散威力はさらに強かったと推測されます。

読売新聞では、このような新聞広告を起点としたSNS拡散に「紙拡散『よみバズ』」という名前をつけ、各種事例をご紹介しています。

ojo〈オッホ〉 No.853 新聞広告がSNSで広がっていく ── 紙拡散「よみバズ」の力 ──

これまでは、アニメのキャラクターや人気タレントなど、ファン層を持つコンテンツが拡散しやすい傾向にありました。その中で、今回の獺祭のメッセージ広告は、商品ポリシーをしっかり伝えられるという特性を十二分に生かして新聞広告をお使いいただき、結果として広く拡散しました。

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