『光るコチョウラン』が大バズリ!
世界らん展2024に前回比155%の来場者
2月7日(水)から14日(水)まで、東京ドームシティ プリズムホールにて「世界らん展2024―花と緑の祭典―」(協賛:資生堂、三井住友信託銀行、三井不動産)が開催されました。
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後初の開催となった今回、開催日数が1日延びたことやSNSで大きな話題となった展示の影響もあり、前回比155%となる約53,000人の来場者を記録。プリズムホールでの開催も4年目となり定着してきた様子がうかがえます。
今年の目玉は世界初公開の遺伝子組み換えによって開発に成功した、ブラックライトの下で幻想的に輝く『光るコチョウラン』でした。2月8日に日本テレビ「DayDay.」が会場から生中継で紹介したことに加え、来場者のSNS投稿も盛り上がって大バズり。一時は60分待ちの行列ができたほどでした。
世界初公開『光るコチョウラン』
毎年人気の「オーキッド・ゲート」、それに続く4mの蘭の壁「天空の花園」と、蘭で夜空を表現した「幻想の蘭夜」では記念撮影をされる方で大賑わいでした。
10万輪の蘭を使ったオーキッド・ゲート2024
天空の花園
幻想の蘭夜
大迫力の蘭の装飾を抜けると、コンテストで賞を受けた可憐で美しい蘭たちがお迎え。出品総数438作品の中から厳正な審査を経て、今回の日本大賞に選ばれたのは、個体の美しさと全体のバランスが滝の様に美しいと評価された、紙谷多佳子さんのデンドロビューム ポリアンサム‘タカコ’です。
日本大賞花 デンドロビューム ポリアンサム‘タカコ’
世界らん展組織委員会の初代委員長であり、世界らん展の発展に長きにわたり貢献された株式会社資生堂 名誉会長の福原義春さん(2023年8月ご逝去)を偲ぶ展示も設置されました。
著名人とのコラボ展示も。
華道家 假屋崎省吾さんの展示
花創作家 志穂美悦子さんの展示
俳優・滝藤賢一さん出演 NHK「趣味の園芸」コラボ展示
展示即売ブースには、4年ぶりに海外からの出展が復活しました。ペルー、エクアドル、台湾など合計7か国・地域の生産者が集まり、来場者の人気を得ていました。
今年も大盛況のうちに世界らん展が終了しました。
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