読売マーケティング賞は、読売新聞社の有する新聞本紙や読売新聞オンラインなどの広告媒体、イベントなどを効果的に活用し、顕著な成果を上げた企業・団体による優れたマーケティング活動を顕彰する賞として、創設いたしました。
第3回のグランプリには「イケア・ジャパン」が輝きました。新聞広告での企業メッセージのみならず、「ジェンダー平等」をテーマにした副教材や「探究ブック」等を制作。読売新聞教育ネットワークの学校との結びつき、取材力を生かし、教育現場で出前授業や生徒からのアクション募集などの施策につなげました。準グランプリは「セイコーウオッチ」と「グーグル」が受賞しました。「セイコーウオッチ」は各界の著名人4名を起用し、読売新聞オンライン(YOL)と「OCEANS Web」のコラボ企画を発信しました。さらに「グーグル」は「Google レンズ」の機能を活用し、読売新聞の編集記事と広告の連動企画を実施しました。
読売新聞社は「YOMIURI BRAND STUDIO」など多くのリソースを組み合わせた統合型マーケティングのご提案で、これからも皆さまのマーケティング活動のお力になれるように努めて参ります。
何卒、今後ともご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
読売新聞社
「ジェンダー平等」を包括的なテーマとして、読売新聞などに企業メッセージ広告を掲載するだけでなく、教育現場でも様々な展開をしました。広告は国際人権デーや国際女性デーに合わせたタイムリーな出稿となりました。教育現場での展開として、「読売SDGs新聞」「SDGs探究ブック」を発行し小中学校、高校への配布や「出前授業」を開催。また小中高生に向けた「SDGsアクション募集」をしました。寄せられたアクションは745件に上り、生徒がジェンダー平等を考えるきっかけになりました。
ポイント
●タイムリーな新聞広告掲載
●教育現場でのジェンダー平等普及活動
受賞者コメント
出前授業
2022年3月8日朝刊/15段
2021年10月28日/読売KODOMO新聞
読売SDGs新聞
SDGs探究ブック
SDGsアクション募集広告
各界の著名人4名を起用した、4回シリーズの読売新聞オンライン(YOL)タイアップとして展開。その内2回はYOLと「OCEANS Web」のコラボ企画としました。“オンタイム”の話題をYOLで、“オフタイム”の話題を「OCEANS Web」で掲載。またYOL内の企画誘導広告の配信では、読売新聞グループのデータを活用。良質なユーザーをコンテンツヘ集客しパフォーマンスの最大化を図りました。
ポイント
●YOLと「OCEANS Web」のコラボレーション
●読売新聞グループのデータを活用した効率的な広告配信
読売新聞オンライン
OCEANS Web
読売新聞紙面上で、Googleの先進的な技術を駆使し、新しいユーザー体験を提供することを目的として「Google レンズ」(以下「レンズ」)の機能を活用した編集特集と広告の連動企画を2回実施しました。読売新聞は「レンズ」の動画再生機能「Living Surface」を日本で初めて活用した新聞社となり、グーグルの新技術を用いて新しい新聞紙面・新聞広告の使い方を実現しました。
ポイント
●グーグルの先進的な技術を使った新聞社初の企画
●新聞紙面・新聞広告の新しい活用方法を実現
2021年6月25日朝刊/15段広告
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- 加治 慶光(選考委員長)
- シナモンAI会長兼CSDO/
鎌倉市スマートシティ担当参与
グランプリは世界中がSDGs推進にむかう中、ビジョンとの高い整合性、ジェンダー平等という具体的なテーマ選択、小中高生という未来世代に焦点、という優れた特徴を持ち、同種の活動の模範となるもの。準グランプリの2作品はそれぞれ最新デジタル技術とライフスタイル視点を駆使した実験的な試みでありながら成果につながったことが評価された。 -
- 八塩 圭子
- 東洋学園大学教授/
フリーアナウンサー
入賞した広告は企業が社会にとってどんな存在であるべきかというパーパスを反映していて、時代の象徴と言える。特にグランプリのイケアは、「小中高生視点のジェンダー平等」や「家庭の中でのアクション」など、主体があくまで一般の人々であり家庭であることに社会的価値が見出せる。3つの企画いずれも読み物として面白く、編集技術に支えられた質の高さがうかがえる。 -
- 安部 順一
- 読売新聞東京本社 専務取締役広告担当
(選考時は常務取締役広告局長)