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DATA NEWS調査データ

過去の万博の記憶が、次の万博への期待も高める

~大阪・関西万博に関する調査結果から~

2025年4月の開幕に向け、「2025年国際博覧会」(略称:「大阪・関西万博」)の準備が着々と進んでいます。読売新聞社広告局では、新聞広告共通調査プラットフォーム「J-MONITOR」を利用し、首都圏と近畿圏で万博への意識を探りました。イベント概要については東阪ともにまだ十分に浸透していない点も多いものの、過去に日本で開催された万博の思い出を持つ人にとっては、期待感の高いイベントである様子が浮かび上がってきました。

首都圏・近畿圏ともに、「大阪・関西万博」の開催は広く浸透

◆万博が開催されることは、地元の近畿圏では98.3%が認知。首都圏でも94.8%に上る
◆「内容まで」は、近畿圏でも31.1%に留まる。首都圏は18.2%

「大阪・関西万博」開催認知状況

会場、キャラクターは、近畿圏で8割超が認知

◆近畿圏では「夢洲で開催されること」(88.5%)、「キャラクターの愛称が『ミャクミャク』に決定したこと」(83.4%)は、広く認知されている
◆一方で、「8つのテーマ事業があること」(35.8%)や、「約2,820万人の来場を想定していること」(32.0%)などは、まだ限定的
◆首都圏においては、いずれの内容の認知も近畿圏の半分程度のスコア

項目別万博認知状況

来場意向は、近畿圏で8割。首都圏でも多数を占める

◆万博に「ぜひ行きたい」は、近畿圏30.6%、首都圏13.0%
◆「機会があったら」という人も合わせると、近畿圏80.4%、首都圏59.3%

「大阪・関西万博」来場意向

「大阪万博」(1970年)、「花の万博」(1990年)には、近畿圏の約4割が来場経験あり

◆過去の万博の来場経験は、近畿圏では「花の万博」(1990年)が43.4%で最多。「大阪万博」(1970年)が39.6%で続く
◆首都圏では、「大阪万博」(1970年)27.3%、「つくば万博」(1985年)25.5%の順
◆直近の「愛・地球博」(2005年)には、首都圏11.7%、近畿圏17.4%が訪れた

過去の万博への来場経験

過去の万博経験者で、より高い「大阪・関西万博」への来場意向

◆過去の万博に行ったことがある人では、ない人と比べ首都圏、近畿圏ともに約15ポイント「大阪・関西万博」への来場意向が高い
◆特に近畿圏では、万博来場経験者での「ぜひ行きたい」の割合が高い

<万博来場経験別>「大阪・関西万博」来場意向

過去の万博の記憶が、「大阪・関西万博」への期待をより高める

◆過去の万博来場経験者にその記憶を尋ねたところ、最新技術や珍しい展示物に触れた思い出が強く印象に残っている様子が見て取れた

<過去の万博の記憶について、おもな自由回答>

  • つくば博覧会の当時は情報や最新の技術などを知るような手段があまりなく、そのような技術に触れる機会としても楽しみだった思い出がある(首都圏・男性40代)
  • つくば万博で松本零士さんの作品を観ようとしたら、近くにいたご本人に声をかけられた(首都圏・男性50代)
  • 大阪万博で見た最新技術にあこがれて、進学先を決めました(首都圏・男性60代)
  • 再び大阪で万博を開くことに期待をしている。母と小学生の時に行った万博を思い出しながら行ってみたい(首都圏・男性60代)
  • つくば万博で書いた10年後の自分への手紙が届いた瞬間に、手紙を書いた場面がパッと頭に浮かんだことが強く印象に残っている(首都圏・男性60代)
  • 愛・地球博は開催前からガイドブックを購入し見たい展示を決めるなど、とても楽しみにしていたことを思い出しました(首都圏・女性40代)
  • 太陽の塔が大きく、下から見上げたことをよく覚えています。各パビリオンでは、海外旅行に行ったような気がしました(首都圏・女性50代)
  • 中学生の時に月の石を初めて見たことを、今でも鮮明に覚えています(首都圏・女性60代)
  • 岡本太郎さんの「太陽の塔」がなんといっても頭から離れない、インパクトのあるものでした(首都圏・女性60代)
  • 初めて行った万博で、リニアモーターカーに乗ったり、冷凍マンモスを見れたことが印象的(近畿圏・男性29歳以下)
  • 70年の大阪万博で2時間並んで月の石を見たことを今でもよく覚えている。小学生だったので見るものすべてが感動的で、未来への憧れも感じていた(近畿圏・男性60代)
  • 花の博覧会で水耕栽培を見てびっくりしていたら、今現在、水耕栽培が多く見られるようになり時代を感じます(近畿圏・女性40代)
  • 花の万博はとてもパビリオンの見ごたえがあり、楽しかったので計3回も足を運びました。大阪なのに、会場に一歩踏み入れると海外のような自由でグローバルな空気感があり、帰りは独特な満足感があったのを覚えています(近畿圏・女性50代)

新聞広告共通調査プラットフォーム J-MONITOR 調査概要

▶ 調査対象者:読売新聞を購読している15歳~69歳の男女個人 ▶ 調査エリア:首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)/近畿圏(大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県)  ▶ 調査実施日:首都圏2022年10月24日(月)、近畿圏2022年10月22日(土)  ▶ 抽出方法:新聞広告による公募を中心とし、インターネット調査モニターパネルからの公募で補完。応募者をJ-READの当該地域・対象者の性×年齢・職業・家族人数等の属性に従い割付  ▶ 調査方法:パソコン・スマートフォン等を利用したウェブ調査。  ▶ 標本サイズ:1パネルあたり原則約300名  ▶ 有効回答者数:231人(首都圏)・235人(近畿圏)   ▶ 調査機関・レターヘッド:株式会社ビデオリサーチ

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