pick up AdVoice 2006.11/vol.9-No.8

ニュース性と社会的関心が注目率を高めた、“吉野家牛丼復活”の広告
 読売新聞では東京・大阪・西部の全国3本社で、面別接触率調査を実施しています。
 面別接触率とは、記事、広告を問わず「政治」「経済」など、ある特定のページをどの程度の読者が目にしたかを示すデータです。


 面別接触率は記事や広告の内容によってどのように変動するのでしょうか。ここでは、7月から9月にかけて実施(7曜日分)した面別接触率調査(東京)から、主な面についての紙面内容と接触率スコアの関係について見てみます。
 まずは新聞の顔である1面ですが、調査対象日で最もスコアが高かったのは、7月24日付朝刊で96.9%でした。この日の記事内容は「耐震偽装防止策」にまつわる建築士再試験、王子製紙の北越製紙へのTOBなどでしたが、最も低かった9月14日付朝刊でも93.0%と、スコアは95%前後の高いレベルで安定しており、紙面内容による閲読状況に差は見られません。(図1)

図1 朝刊一面のデータの推移


 1面は、新聞を手にしたときに真っ先に目につく面であり、記事は多色で記事下広告は出版関連と、紙面体裁も決まっているため、スコアに差はつきにくいとも言えます。

7月24日 朝刊 1面


 それでは中面ではどうでしょうか。全調査対象日で*調査対象面が存在した、ニュース面の「経済面」と特集面の「くらし家庭面」を取り上げてみます。
 まず、経済面(全経済面の平均データ)でスコアが高かったのは7月24日付朝刊(82.1%)、7月30日付朝刊(81.3%)で、ともに8割を超えています。その他の5日間については75%前後です。
 個別の面について見てみると、7月24日の6面、同30日の8面のスコアが高く、85%を超えています。これらはともに新商品情報などを紹介するページで、通常の経済ニュース面は両日とも、78%前後となっています。(図2)

図2 朝刊経済面のデータの推移


7月30日 朝刊 8・9面(経済面)


 くらし家庭面についても、面による多少の差はあるものの、日によって大きな差はなく、78%前後のスコアです。(図3)

図3 朝刊くらし家庭面のデータの推移


 経済面・くらし家庭面については、1面と違って記事体裁も曜日によって異なり、記事下に入る広告も多業種にわたるにもかかわらず、スコアはおおむね安定していることが見てとれます。
 このように、新聞の閲読は習慣となっており、紙面内容により接触率が大幅に変動することはないことから、過去のデータによって掲載予定の広告に接触する可能性のある読者を把握することができます。
 また、性・年代別のデータも用意していますので、面への接触状況の詳細についてもご確認いただけます。
 例えば9月14日付夕刊のwomen面の面別接触率(平均)は76.6%ですが、性別に見ると女性のスコアはすべての面で9割近くに達しており、男性を大きく上回っていることがわかります。(図4)

図4 夕刊women面のコーナー別データ



9月14日 夕刊 12・13面(women面)


 面別接触率調査の結果につきましては、広告局ホームページadv.yomiuriに各調査日の結果(全体、性・年代別)と過去3年間の平均データ(全体、性・年代別、職業別、面の色刷り別)を掲載しています。なお、今年度から調査にインターネットを利用しており、常に最新の調査データを提供することが可能となりました。更新情報についてはトップページでお知らせしていますので、広告出稿計画の指標として、ご活用ください。
(梅木)
*記事のみ(広告0段)面は調査対象外です

面別接触率データへのアクセス
1「面別接触率」(12か月度平均)
 読売新聞の面別接触率調査についての解説や東京、大阪、西部各本社の平均面別接触率を閲覧できます。
*西部本社は8か月度平均
2「最新面別接触率」
 東京、大阪本社で年間28日、西部本社で年間14日調査している面別接触率の最新データをアップしています。
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