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ojoトップ  > 特集  > ハレを共有する:号外、元旦、普通の日、新聞はハレをどう扱っているか

特集ハレを共有する

(Mon Dec 05 10:01:00 JST 2016/2016年12月・2017年1月号 特集)

号外、元旦、普通の日、新聞はハレをどう扱っているか

読売新聞東京本社   編集局編成部長   菅谷一弘

日々の事件、事故、出来事を伝えることが新聞の役割だが、その中には当然ハレの出来事も含まれる。新聞はハレの日をどのように伝えているのか。読売新聞東京本社編集局の菅谷一弘編成部長に解説してもらった。

本支社、県単位でも発行される号外

── 新聞はハレをどう扱っているか。号外、元旦、通常の記事、それぞれについて聞きたいのですが。

  まず号外についてですが、号外で圧倒的に多いのはやはり事件・事故です。ハレの号外というと「みんなにとって、うれしいニュース」ということになりますが、多いのはスポーツで、世界で戦っている日本人や日本チームが活躍したというケースが多くなります。今年はリオ五輪で、日本選手が金メダルを獲得した時に号外を発行したので、通常の年より本数はかなり多くなっています。

── 年間どのくらいの号外が出されているのでしょう。

  今年は回数が多く、東京本社が発行した号外は11月20日時点で25回ですが、通常の年は10回あるかどうかですね。

── 号外は、本社だけでなく支社でも発行していますね。

  最近も、北海道日本ハムファイターズが日本シリーズで優勝した時、北海道支社が号外を発行しました。Jリーグの浦和レッズが優勝した時は、埼玉県で号外を発行しています。全国、各本支社、各支局、いろいろなレベルで号外を出す場合があります。
  全国で配布される号外は、ほとんどの場合、東京本社で作ったものを大阪本社や西部本社管内でも配るのが一般的です。地域にとっての大ニュースの場合は、その地域だけ発行することもあります。各本社、各支局の判断で発行されているということなんですね。

── 号外を配る場所というのは決まっているのですか。

  ターミナルになっている大きな駅の街頭が多いですね。部数はその時によりますが、数万から数十万部くらいです。

ハレの日の号外は記念に残る

── 突発的な事件事故と、ある程度事前に期待されているオリンピックのメダル獲得などでは事情が違うと思いますが、号外はどう作られているのでしょうか。

  あらかじめ準備をしておくものと、そうでないものがあります。ノーベル賞は、受賞が期待される候補者を何十人かリストアップして、写真や研究内容、必要な場合は図版を事前に用意し、それぞれについてある程度記事を準備しておきます。ノーベル賞各賞の発表は日本時間で午後6時〜8時頃なので、その夜には号外を発行しています。発表1時間半後ぐらいには号外を配っています。

2016年8月19日 号外

2016年10月3日 号外

  オリンピックの場合は、メダルが決まった瞬間から紙面を作り始めます。スポーツというのは、逆転で勝ったり、最初から圧勝だったり、その時々で感動も違います。号外では特に、できるだけその時の生の感情、試合展開をそのまま出せるようにしたいと思っているんですね。写真も、競技中や勝利の瞬間のものを使います。そういう意味でも、決まってから作り始めることは意味があります。リオの場合は、未明にメダルが決まる場合が多かったので、平日の場合だったら、大きな駅に人が一番集まる朝8時から9時頃に配るようにしていました。

── イチローのアメリカ3000本安打達成の時の号外は4ページでしたが。

  意外と知られていませんが、4ページものの号外もたまにあります。スピードが最優先ですが、条件が整えば、4ページ以上の号外も可能です。
  保存しておきたくなるのがハレの日の号外だと思います。ニュース番組を録画しておく人もいるかもしれませんが、やはり印刷物のほうが記念になる。ネットの場合は、ある程度時間が経つとニュースが消えてしまう場合がほとんどですよね。

2016年8月8日、イチローが大リーグで3000本安打を達成した時の4ページ建ての号外

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