読者モニターが選んだ新聞広告

制作者の略称=CD(クリエイティブディレクター)、AD(アートディレクター)、C(コピーライター)、D(デザイナー)、P(写真)、I(イラストレーター)

東芝

東芝 2009年6月13日 朝刊 33面
2009年6月13日 朝刊 33面
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CD:
下堂貴政(電通)
AD:
喜多昭夫(電通)
加藤寛之(電通)
C:
永友鎬載(電通)
D:
中山和俊(クリエイティブ・マインド)
中野浩一(クリエイティブ・マインド)
P:
上間昭典(GRID)
制作:
電通
クリエイティブ・マインド

広告主の声

 環境に積極的に取り組む企業姿勢とエコポイント対象3商品(冷蔵庫・エアコン・テレビ)の省エネ仕様を訴求し、同時期に実施する追加経済対策「エコポイント制度」を活用した夏商戦の店頭拡販施策の支援も目的に、新聞広告を実施しました。企業メッセージ1ページと、対象商品である冷蔵庫・エアコン・テレビが各1ページの連続4ページ(合計60段)という構成で注目を集めるとともに、夏の花の押し花をモチーフとした季節感のあるクリエイティブとしています。
 流通からはエコポイント効果で市場が盛り上がる中、タイムリーな広告になったとの反響があり、また、消費者からも「4面連続の広告で、東芝の環境に対する企業方針が感じられる」「花のデザインが印象に残る」「エコの商品に買い替えたくなる広告」と高い評価をいただきました。
(広告部 国内担当 部長代理 関根優一氏)

読者の声

 エアコンは電気代がかかるイメージがあるが、省エネを前面に出した広告なので好感がもてる。また、エコなだけでなく、機能面についても具体的にわかりやすく記載されているので、信用でき、買い替えるなら検討したいと思う。
28歳 会社員

 4面を使っての広告は、本当に美しい。特に紫陽花の液晶テレビの面は、“美”という点で、今まで見た広告の中でも群を抜いて秀逸と思いました。新聞紙面でここまで透明感のあるみずみずしい美しさが出せるんですね。高画質を感じさせる液晶テレビの広告に、季節の美しい花を配した点に、センスの良さを感じます。
48歳 主婦

 最近何かと話題のエコポイント対象のエコ家電を、カラフルな季節の花に合わせてスマートに表現していて、新聞の中を爽やかな風が吹いてくるようです。不況風の中、緊急経済対策のエコポイントが追い風になっているが、売らんかなのところをぐっと抑えて、大人の対応をしているところにエコ製品トップランナー東芝の余裕を感じさせます。また、製品ごとに独立した内容の紙面ながら、花のイメージで一つの物語を感じさせます。東芝の提案するエコスタイルを上手に表現して他社と差別化を醸し出しています。
50歳 会社員