AD FILES 2005.12/vol.8-No.9

「信頼感」アップを目指しシンプルでストレートな訴求
日本興亜損害保険 広報部 マネージャー 大石敏晴氏  石原軍団の驚いた表情が強烈なインパクトを与える日本興亜損保の全面広告が10月14日の朝刊に掲載された。保険の細かい説明はなく、「予想もつかない世の中だから」と「あなたを全力で支える」という2つのメッセージのみのシンプルな広告だ。
 広報部マネージャー大石敏晴氏は「保険の広告にありがちな商品内容をずらっと並べた広告には、読み手も辟易(へきえき)されていると思いますし、他社と同様の形態では埋もれてしまいます。新聞広告では訴求ポイントを絞り込むことで、より広い層に深く企業イメージを浸透させようと考えました」と語る。
近年、地震、台風などの自然災害のほか、テロ、SARSや身近な災害まで、様々なリスクがある。そこで、「予想もつかない世の中だから」というキーワードを広告展開に使用し、自己責任、自助努力を求められる社会情勢の中での保険の重要性をコミカルに、印象深く伝えようとしたという。
「保険会社にとって最も重要なものは『信頼感』です。そのために『あなたを全力で支える。』というコーポレートメッセージを中心に置き、その姿勢を伝えることで信頼感を醸成することが最大の目的です。イメージキャラクターとして石原軍団を起用していることも、『信頼できる』『頼れる』というイメージに彼らが最もマッチすると考えました」

代理店へのインナー効果も

 今回の新聞広告は、年1回行われる同社の中核保険代理店の全国大会当日に掲載された。同社はダイレクト販売ではなく、代理店を通じての営業を柱としており、「最前線でお客様と接している方々へのインナー効果も狙いました」と大石氏。
 また同時期のテレビCMも同一コンセプトで制作。テレビ、ラジオ、雑誌など幅広いメディアで宣伝活動を展開しているが、「新聞は毎朝能動的に自分から情報をとるメディアです。お客様への約束、決意の度合いをメディアが持つ信頼感という付加価値を持って伝えられるのは新聞の持つ優れた特性と思います。WEBに詳しく情報を載せる方法もありますが、プロが執筆・編集し、紙面が限られている新聞にはその歴史やクオリティーの高さもあり、当社が求める信頼感を伝えるのに一番適したメディアではないかと思っています」。
 同社は、今後も「予想もつかない世の中だから」というキーワードをさらに浸透させ、「いざという時、頼りになるのは日本興亜の保険」として、お客様に選ばれる保険会社になるための広告活動を継続していくという。

10月14日 朝刊

(東)
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