特集 2004.11/vol.7-No.8

企業とスポーツの新しい関係−アテネ五輪とオフィシャルパートナーの取り組み−
オリンピックの最新ニュースを車内中づりで連日速報

 読売新聞の報道協力で実現した「アテネオリンピック速報・号外列車」企画
 
 オリンピックが開幕した8月13日から閉幕翌日の30日までの18日間、山手線と東京メトロ銀座線、丸の内線の3線で、「アテネオリンピック速報・号外列車」企画を実施した。富士ゼロックスの主催、日本オリンピック委員会(JOC)の後援、オフィシャル新聞パートナーの読売新聞の報道協力で実現したものだ。
 1編成まるごとオリンピック1色にしようということで、先頭車両には「アテネ応援列車」と表示し、中づり広告以外もすべて関連広告で埋めた。また、山手線と東京メトロの主要駅では、速報の縮小版を連日、駅張りポスターに張り足していき、乗降客の関心を呼んだ。
 中づり速報の制作は、朝刊最終版の編集が終わってから、編集局の全面協力を得て行われた。工程の遅い日には、午前2時半ごろに作業をはじめ、午前6時ごろに電車内に掲出というかなりタイトな日もあったが、原稿データを送ってから梱包まで約30分という富士ゼロックスの最新型印刷システムの威力が大いに発揮された。

「中づり速報」制作スタート(8月13日付)        
       
AM 1:25 速報用の素材は、編集局運動部、編成部、写真部が準備。 AM 1:33 本文、見出し、写真の素材がそろい、大組み開始。 AM 2:00 校了後、原稿をアウトライン化し、送信用のコンピューターに送る。
       
AM 2:40 出力テストを実施し、色味などを確認しながら微調整する。 AM 2:34 品川の富士ゼロックス出力センターでは、ダウンロードしたデータをチェック。 AM 2:22 原稿をPDF化した後、サーバーにアップロード。富士ゼロックス側に連絡。
       
AM 2:45 出力を開始。 AM 3:00 出力された中づりを仕分け、梱包し、バイク便による発送の準備をする。 AM 4:35 JR山手線の中づり掲出作業を開始。
       
出勤前に、最新ニュースを再確認。 AM 7:13 JR山手線大崎駅のホームにオリンピック応援列車が入線。
   
東京メトロ丸の内線・大手町駅の駅張りポスター。 連日、日本選手の活躍を中心に伝えた車内中づりの速報。

調査概要
速報の新しい形にチャレンジ
富士ゼロックス広報宣伝部 宣伝広告グループ 岡田敬太氏
速報は富士ゼロックスの高速印刷システムDocuColor iGen3 Digital ProductionPressで出力された(8月12日朝刊)

 今回、当社では「New Page-挑戦しつづけるものだけが、新しいページをつくる」という応援テーマを採用しました。これは、新たなドキュメントサービスの世界を切り拓く当社と、アテネオリンピックの大舞台で新たな歴史の1ページを開くために挑戦するアスリートたちのイメージを重ね合わせたものです。
 読売新聞と提携した「アテネオリンピック応援列車」では、新製品「DocuColor iGen3」のオンデマンド印刷のスピードとカスタマイズ性の高さを、一般のオフィスで働く人も含めて広く体感してもらうために、これまでにないリアルタイム性の高い交通広告を実施しました。
 今回のプロモーションを通じて、「富士ゼロックスの新しい事業にチャレンジする姿勢がよく伝わった」という評価が業界の内外から寄せられ、ねらい通りのイメージを訴求できたと思っています。




マーケティングの範囲が広がったオリンピック
電通 スポーツ事業局スポーツ1部主務 山本知幸氏→


ファースト・アドバンテージをどう活用するか
日本コカ・コーラ→


店舗体験とクルーを重視したオリンピック協賛
日本マクドナルド→


栄養摂取の指導を通して日本代表選手をサポート
味の素KK→


JOCオフィシャル新聞パートナー「読売新聞」の取り組み→
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