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読売新聞 海外駐在員リポート

from Europe

大量の交通広告で話題をさらう「trivago」

日本でも、テレビCMやYouTubeの動画広告が頻繁に流れて話題になっているホテル料金比較サイト「trivago(トリバゴ)」の広告。確かにTwitterをのぞいてみると、広告内容だけでなく、露出頻度に関するツイートも多数見受けられる。

8月のロンドン訪問時、折りしもtrivagoの広告キャンペーンに遭遇した。テレビCMも流れていたが、日本との決定的な違いは、地下鉄駅構内の看板、車両内の広告が主に利用されていたこと。日本版とは異なる女性を起用したクリエイティブを使い、膨大な露出量で展開。どこを見回してもtrivagoという“広告ジャック駅”もあった。

この驚きの光景に、「trivagoの女性がどこまでも追ってくる。駅だけじゃない、電車の中までもだ。夢に出そう」「今朝からずっと頭から離れない。100メートルの間に38もの広告があるから当然だ」「今日は妻よりもtrivagoの女性を見る時間のほうが長かった」などと困惑交じりにコメントする地下鉄利用者のツイートが多数確認できた。このSNSでの現象が英大衆紙「ザ・サン」で取り上げられ、trivagoの名前はより浸透。キャンペーンが好意的に受け止められたかは別に、かなり大胆な手法だが確実に消費者の認知は高まったといえるだろう。

trivagoの戦略は、日英での媒体選択は異なるものの、圧倒的な露出量をもって認知度を上げ、その結果、SNS上で話題となるところは同じだ。一方パリでは、まだテレビや屋外広告、地下鉄駅構内でたまに見かける程度だ。パリ市民にはどんな手法で驚かせてくれるのだろうか。

阿部泰三 パリ駐在

フランスのジャポニスム人気は日本犬にも及んでおり、店では高値が付き、街でもよく見かけます。フランス生まれだと思いますが、この子たちは異国の生活になじめるだろうかと、つい自分の置かれた環境と重ねてしまいます。

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