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読売新聞 海外駐在員リポート

from Asia

周年を機に国際戦略をアピール

タイ企業の周年は日本人から見ると少し不思議だ。例えばタイ航空は今年、就航57周年記念キャンペーンを実施。半端な数字に思えるが、こうした例は同社に限らない。タイでは周年の刻み方は企業によって様々なのだとか。

こうした中、今年で創業70周年を迎えたタイ小売り大手のセントラル・グループは節目にふさわしい発表を行った。ロゴと店舗コンセプトの刷新、還元キャンペーンなど小売企業らしいトピックに加え、今後の事業戦略にも比重を置いた。

百貨店事業を主とする同社は、積極的なM&Aで欧州でも3か国に五つの百貨店ブランドを持ち、売上高の4割は海外からもたらされる国際企業。この国際戦略を加速させるべく立ち上げたのが、WEBとアプリで展開するオウンドメディア「AuxVillesDuMonde.com(仏語で「世界の街々」)」だ。バンコク、ミラノ、コペンハーゲン、ベルリンなど6都市の上質な旅情報を伝える新メディアの編集には、「VOGUE」イタリア版を発行するConde Nast Italiaが協力。さらに登録ユーザーがアプリ上で利用できるコンシェルジュサービスを備え、各都市のホテルやレストランの相談や予約手配を行うようになるという。コンシェルジュは同社の各百貨店スタッフ。旅を入り口にして世界のユーザーを囲い込む狙いだ。

国をまたいだM&Aのシナジー効果を高めるためのオウンドメディア展開だが、70周年の節目に立ち上げたことで、サービスそのものだけでなく、同社が描く国際戦略全体を強く内外に発信することもできていると言えるだろう。

杉崎雄介 バンコク駐在

一年中暑いタイですが、7月が過ぎると店頭ディスプレーが半袖から長袖に替わり、革やツイード製品まで登場。空調の利いた屋内・車内から出る必要のない富裕層が買うそうです。私はセールで半袖シャツを買い足しました。

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