AD FILES 2006.4/vol.9-No.1

「人財」900人の笑顔で60周年の感謝を明るく表現

大明 取締役 経営管理本部 総務部長 沖村 崇  電話線や移動体通信、光ファイバー網など情報インフラの建設を通じ、60年にわたって日本の情報通信を支えてきた大明は、2月8日朝刊に社員の顔写真で「60」の文字を描いた全15段のカラー広告を掲載した。
 「『お世話になった人たちに、笑顔で心からの感謝の気持ちを示しましょう』とグループ社員に呼びかけたところ、900人以上の写真が集まりました」と語るのは、取締役経営管理本部総務部長の沖村崇氏。「我々は、ふだん縁の下の力持ちのような仕事をしています。そこで、今回はできるだけ広く世の中の人たちに、『大明ってこんな仕事をしている会社なんだ』と知ってもらいたいと考え、最も販売部数が多い読売新聞に広告を掲載しました」
 900を超す顔写真を一度に見せられるのも、スペースの大きい新聞広告ならではの手法だ。
 「自分や家族の笑顔を見つけるプロセスも楽しめたようで、今回の広告を一番喜んだのは、実は社員やご家族だと思います。『大きく明るい』が創業の精神ですから、とにかく社員が明るく、頑張る気にならないと仕方がない。60周年の記念式典では『大明を明るくした人々』の表彰も多数行いました」
 今回、創業六十周年の節目を迎えて最も力を入れたのは、社内の意識改革だ。そのためには、社員の士気を上げることが大事だと考えた。「我々は、人材を『人財』と考えています。株主、発注元などステークホルダーはたくさんありますが、この会社をもり立てているのは、やはり社員です。社員が頑張るから、株主に配当できるし、顧客にも信用される。そうした社員を支えてくれるご家族の方にも、『大明グループに勤めていて良かったね』という思いを持ってもらいたいと考えました」
 同社は、事故ゼロを目指して安全対策にも力を入れている。60周年の施策の一環として、工事の訓練施設を作り、安全装備を見直し、ユニホームも刷新した。「三原(種昭)社長も、常々『安全は大明のブランドだ』と言っています。万が一、社員が一人亡くなれば社の財産を失うことになり、その家族を含めた周りの人も悲しませる。また、通信というのはつながって当たり前で、もしつながらなければ世の中がパニックになる。そういう大事な仕事を誇りに思っているし、事故を起こさないことも我々の大きな使命なんです」
 情報通信関連の工事なら、何でもできる技術力の高さが同社の強みだが、今後はナンバーワンではなく、オンリーワン企業を目指すという。また、これまでは五十周年の際にCIを行った以外、業界向けの宣伝がメーンだったが、「これからは大明を少しずつでも世の中の人に理解してもらい、将来にわたって社会のお役に立てるように努力していきます」
2月8日 朝刊

(横尾)
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