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特集

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2012年10・11月号

拡張する「キュレーション」概念

インターネット上の情報を収集、分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有するという意味の「キュレーション」という言葉がWEBビジネスだけでなく、さまざまな分野で使われ始めている。情報洪水に対処するには、専門的知識に基づいた価値付けが重要度を増しているため、新聞の「キュレーション力」も見直されている。「キュレーション」という概念のルーツから拡張・深化の状況について、各分野の専門家のインタビューから探った。

情報を収集・選別・編集・共有する技術としてのキュレーション

中央大学ビジネススクール 教授 田中 洋 氏

「キュレーション」という言葉が注目された背景には、インターネットの登場で爆発的に増大した情報に生活者が対処できなくなった状況がある。WEBビジネスだけでなく、ジャーナリズムや既存ビジネスの見直しにも影響を与え始めた「キュレーション」とは何か……

美術作品を世の中につなぐ高度な専門職がキュレーター

横浜美術館 館長 逢坂 恵理子 氏

「キュレーション」の由来とされているキュレーターは、元々は美術用語であり、日本語では学芸員にあたる。この語源である“Cur”は保護や管理を意味している。9月、現代美術家・奈良美智展が好評のうちに終了した横浜美術館の逢坂恵理子館長に、キュレー……

キュレーション思考が拓く「コト」を提供するビジネス

 ジャーナリスト 勝見 明 氏

「キュレーション」は現在、ビジネス分野でも使われ始めている。美術展示において作品の組み合わせ方によって新たな文脈を作っていくことになぞらえて、既存の商品や概念を捉え直し、顧客視点で再定義することで、これまでにない価値や意味を生み出すという意……

ネット上の情報の「まとめ」というキュレーション・メディアの役割

NHN Japan 執行役員/CPO ウェブサービス本部 サービス企画1室 室長 島村 武志 氏

インターネット上の記事をテーマごとに編集するWEBサービス「NAVERまとめ」は、ワンテーマを短時間で把握できることから、現在急速にユ……

情報の信頼性が生命線 “視点”を提供する新聞メディア

読売新聞東京本社 編集局次長 石井 一夫

インターネット上の情報を含め、多種多様な情報に生活者が接することができるようになった今、その取捨選択に迷い、戸惑う姿も見受けられる。そんな生活者に対して、新聞はどのような視点で情報を「キュレーション」しているのだろうか。時代に即した新聞紙面……

2012年10・11月号

躍進するアジア市場

欧米や日本の市場が低迷する中、アジア市場が注目を集めている。中国、インド、ASEAN諸国……、人口も多く、急速な経済成長に伴って市場としての価値が高まっているからだ。読売新聞広告局のシンガポール事務所も9月に開設された。躍進するアジア市場をどう見るか、改めて探ってみた。

「雁行型」から「連携型」へ成長するアジア市場を攻略するには

野村総合研究所 常務執行役員 コンサルティング事業本部長 此本 臣吾 氏

リーマンショック後、欧米や日本の経済が低迷する中、中国、台湾、韓国、ASEAN、インドといったアジアの国々・地域が目覚ましい経済発展を遂げている。アジアは今、日本が先導する「雁行型」の成長モデルから、それぞれの国や地域が特徴を生かしつつ、互……

重要性を増す「アジアの拠点」 シンガポールの活況ぶり

  山田恵美子・シンガポール駐在

いまやシンガポール観光名所の代表格ともいえるマリーナベイサンズ。国内最大級のホテルや、カジノやラグジュアリーブランドが並ぶ巨大なショッピングエリアには、世界各国からさまざまな人種の観光客が訪れ、連日活気にあふれている。2011年にシンガポー……

2012年8・9月号

70歳のマーケティング

70歳と言えば、消費活動も乏しく、最近のネット調査にもなじみにくいという理由から、これまでマーケティング調査では対象外とされることが多かった。しかし、周りに目を向ければ、消費意欲旺盛で元気な70歳が目につく。今や日本では20代よりも人口が多くなった70代に焦点を当てつつ、国内市場活性化のカギを握るシニア市場の可能性を改めて探ってみた。

今、なぜ日本の高齢者市場に注目するのか

日本総合研究所 調査部 主席研究員 藻谷浩介 氏

日本では今、数の多い戦争前後生まれ世代が加齢する中、15歳から64歳までの生産年齢人口が減少し、65歳以上の高齢者が激増している。2010年刊行の著書「デフレの正体」で「経済を動かしているのは、〈景気の波〉ではなく〈人口の波〉である」と指摘……

本物に出費を惜しまないこだわり世代へのアプローチ

 エディトリアル・ディレクター 石川次郎 氏

「POPEYE」や「BRUTUS」、「Tarzan」といった数々のライフスタイル雑誌の創刊に携わってきた石川次郎氏は、1941年生まれ。今も編集者として活躍している。今回の特集で注目する「70歳」という同年代にどうアプローチすべきか。編集者……

メディア接触調査から見えた70歳代の積極的な消費意欲

慶應義塾大学 商学部商学科 教授 清水 聰 氏

今回の特集のきっかけになったのが、日本新聞協会の「2011年全国メディア接触・評価調査」だ。2001年から隔年で行われているが、2011年に実施した調査では、調査対象の年齢上限をそれまでの69歳までから79歳までに広げた。その結果見えてきた……

“グランド・ジェネレーション”を旗印に商品や設備、接客まで変革を推進

イオン株式会社 グループシニア戦略チームリーダー 谷島英明 氏

“グランド・ジェネレーション”、略して「G.G(ジージー)」。これは、グループ会社を挙げてシニア層へのアプローチに力を入れるイオンが、50代以上のアクティブな顧客の呼称として新たに打ち出した言葉だ。これを旗印に、シニア向け商材の大規模な展示……

顧客参画型の「旅」企画でシニアの細かなニーズをつかむ

クラブツーリズム 総務部 課長 久保田智子 氏

クラブツーリズム 営業企画部 課長 吉田孝行 氏

クラブツーリズム 営業企画部 アシスタントマネージャー 田中 貴 氏

クラブツーリズムは、創業時より一貫してシニア層向け中心の旅行企画を販売。独自の様々な顧客参画型の取り組みを通してターゲットとの距離を縮め、その声をつぶさに企画に反映させることで、多くのリピーターを獲得している。近年の顧客層の変化や現在の課題……

シニア市場から世代を超えた新市場の創造へ

電通シニアプロジェクト  花島ゆかり 氏

シニア市場は今後も成長が期待されるだけに、広告会社も以前から積極的に調査研究を進めてきた。広告会社は70代をどうとらえているのか、また、シニア市場にどのようにアプローチしていくのか。電通シニアプロジェクトメンバーの花島ゆかり氏に聞いた。……

2012年8・9月号

カンヌライオンズ2012リポート

今年も、世界最高峰の国際広告賞“カンヌライオンズ”が、6月17日(日)~6月23日(土)、南仏カンヌにて開催された。2004年にフィルム部門日本代表審査員を務め、ここ10年で8回現地参加した“カンヌ・ウオッチャー”であり、『教えて!カンヌ国際広告祭』という著書も持つ筆者が、現地の様子とカンヌライオンズの意味合いを2回に分けて報告する。

〈寄稿〉今年のカンヌは、ますます熱い! 2012年カンヌライオンズ報告(前編)

多摩美術大学 教授/コミュニケーション・ラボ代表 佐藤達郎 氏

今年も、世界最高峰の国際広告賞“カンヌライオンズ”が、6月17日(日)~6月23日(土)、南仏カンヌにて開催された。2004年にフィルム部門日本代表審査員を務め、ここ10年で8回現地参加した“カンヌ・ウオッチャー”であり、『教えて!カンヌ国……

〈寄稿〉今年のカンヌは、ますます熱い! 2012年カンヌライオンズ報告(後編)

多摩美術大学 教授/コミュニケーション・ラボ代表 佐藤達郎 氏

今年も、世界最高峰の国際広告賞“カンヌライオンズ”が、6月17日(日)~6月23日(土)、南仏カンヌにて開催された。2004年にフィルム部門日本代表審査員を務め、ここ10年で8回現地参加した“カンヌ・ウオッチャー”であり、『教えて!カンヌ国……

News & Report

〈No.849 リーディングトレンド〉

月末の金曜日に退社時間を早める「プレミアムフライデー」が、いよいよスタートする。午後3時に退社し、余暇を楽しんでもらおうという取り組みは、クールビズのように新たなビジネススタイル、ライフスタイルとして定着し、ビジネスチャンスとなることを目指している。

〈No.849 ojo interview〉

砥川 直大さん(アサツー ディ・ケイ クリエイティブディレクター)

〈No.849 読み解き読者調査〉

新製品からロングセラーまで商品が多彩な食品ですが、生活者はその銘柄をどのように選んでいるのでしょうか。銘柄の選定状況や理由、食品ジャンル別の購入パターンを調べました。

インタビュー

第一三共ヘルスケア
小さな広告シリーズ500回記念で全面広告を掲載 4コマ漫画下の小枠広告の継続の力を実感