
『よみラボ』の企業コミュニケーションの効果を測る試みが「マインドシェアランキング」だ。企業名を純粋想起で挙げてもらうことによって、消費者の頭の中(マインド)で、どの企業ブランドがどの程度の地位を占めているかを定期的に調べている。今回は、「消費者に思い浮かべられる企業ブランド」となるためのカギを探った。
一般的な企業イメージ調査では、あらかじめ企業名をリストアップして、その企業の認知やイメージについて質問することが多いが、実際には競合ブランドすべてが消費者の脳裏に浮かぶわけではない。そういう意味ではマインドシェアランキングは、ただ「知っている」だけでなく、調査対象者に純粋想起で思い浮かべてもらえないとランクインできないハードルの高い企業ブランド調査である。また、一番初めに想起された企業ブランド名は「トップオブマインド」と呼ばれ、特に強いイメージを持たれていることを意味する。よみラボでは、このトップオブマインドのデータも併せて紹介している。
今回は、06年7月から07年10月までの全9回(27のイメージ項目)の調査結果から、どのような要素がマインドシェアあるいはトップオブマインドを高めるために効果を発揮したかについて分析を行った。
「総合ランキングトップ10」(表1)を見ると、マインドシェア、トップオブマインドとも、ほとんどすべてのイメージ項目で1位のトヨタ自動車が、総合で1位になっている。以下、ソニー、キヤノンと続く。
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