読者モニターが選んだ新聞広告

制作者の略称=CD(クリエイティブディレクター)、AD(アートディレクター)、C(コピーライター)、D(デザイナー)、P(写真)

ユニ・チャーム 2010年2月6日 朝刊

ユニ・チャーム
CD:
寺沢尚基(博報堂)
AD:
沢柳敏宏(博報堂)
C:
寺沢尚基(博報堂)
D:
津田吉男(スタジオゲット)/天沼竜矢(スタジオゲット)
P:
斎藤隆吾
制作:
スタジオゲット

広告主の声

 年齢が上がってくると、多くの女性が軽い尿モレの症状を持つようになります。団塊世代の増加により尿ケア専用品市場自体は拡大しているものの、いまだに2人に1人が尿モレを生理用ナプキンで代替していらっしゃいます。その大きな要因は、尿ケア専用品というカテゴリーを知らないこと、購入することが恥ずかしいという抵抗感の二つです。今回の新聞広告は、それらの要因を解決し、漠然とした尿ケア専用品のイメージを「尿をケアする、安心で自分が使う商品である」というイメージへと変革し、トライアルして頂くことを目的としていました。
 今回の新聞広告により、尿ケア専用品というカテゴリーを広く知って頂き、また綾戸智恵さん自身が使われているということに対し、多くの方に自分だけじゃないんだというふうに共感して頂きました。さらに、ナプキンとの違いを示した写真が分かりやすかったとして、尿ケア専用品「ライフリーさわやかパッド」の特徴理解が進み、多くの方にトライアルをして頂くことができました。
(グローバルマーケティング本部ヘルスケアSBU
ブランドマネージャー 尚永孝一氏)

読者の声

 尿モレパッドが必要と思いながら購入を躊躇していた人も、この広告を見て尿モレの不安が解消されるかもと思えたのではないか。ナプキンとの違いも理解できて、より商品を理解してもらえたのではと思った。
30歳 会社員

 大胆な広告だが、このような広告を待っていたようにも思う。男女を問わず年齢を重ねてくると誰にも起こりうる現象だが、今まであまり広告を目にしなかった。「さわやかパッド」というネーミングもさわやかさが伝わってくるピッタリなネーミングだ。
64歳 主婦

 女性にとってとても微妙なことをサラッと健康的に直接的に言っているため、恥ずかしさもなくて好感が持てます。年をとれば自然のことなのに。人々の意識が高まると生きやすくなるのでは?
67歳 画家