読者モニターが選んだ新聞広告

制作者の略称=CCO(チーフクリエイティブオフィサー)、CD(クリエイティブディレクター)、AD(アートディレクター)、C(コピーライター)、D(デザイナー)、P(写真)、I(イラストレーター)

ソニーマーケティング 2009年10月22日 朝刊

ソニーマーケティング
CD:
石川 透(ビルド・クリエイティブハウス)/河野泰夫(ビルド・クリエイティブハウス)
AD:
河野泰夫(ビルド・クリエイティブハウス)
C:
石川 透(ビルド・クリエイティブハウス)
D:
藤田伸二(ジェ・シー・スパーク)
P:
村松賢一(ディップ)
制作:
電通/ビルド・クリエイティブハウス

広告主の声

 この広告はWindows 7に合わせ、ソニーから先進的なモバイルPCであるVAIO Xシリーズが発売になったことを告知することを目的にしています。
 表現のねらいとして、PCではこのVAIOXシリーズ以外ではできない表現を目指し、わずか13.9mmの薄さと世界最軽量の軽さを印象的にするため、女性の指先だけで商品を持つ象徴的なビジュアルにしています。また、これだけ薄く軽量でありながら、モバイルPCとして必要な機能を備えていることを「余分はいらない。十分がほしい。」というコピーに込めています。広告表現としても必要要素を絞り込み、シンプルに商品が伝わるように工夫しています。
 広告掲載日である発売日にはWEBでのご注文が集中するなど想定以上の反響がありました。店頭では広告のようにVAIOを指先で持たれるお客様もおり、実際に軽さや薄さを体感いただいています。
(広告宣伝部門宣伝企画部 宣伝プロデューサー 遠田啓一氏)

※10型以上液晶搭載ノートPCにおいて。2009年10月8日発表時点。

読者の声

 製品の原寸大の写真と指に乗る様子から薄さと軽さがすごくよく伝わってきます。laptopでなくfingertopと呼べるほどPCの小型・軽量化が進んでいることに驚きました。広告の上半分がスッキリしていて、「余分はいらない」のコピーを体現しているところも良いです。
25歳 会社員

 ウィンドウズ7の発売に合わせたタイムリーな広告でした。ノートPCの薄さがビジュアル的によく表現されており、訴求力がありました。機能の説明がポイントを押さえた分かりやすい内容となっており、印象が良かったです。
47歳 会社員

 指でささえているのは携帯電話? いえパソコンです。「余分はいらない。十分がほしい。」そのフレーズの通り余分をなくしてスリムに、そして機能は十分に。消費者のニーズにこたえた搭載内容で、しかも指でささえているのが原寸大とは驚きです。
63歳 主婦