読者モニターが選んだ新聞広告

制作者の略称=CD(クリエイティブディレクター)、AD(アートディレクター)、C(コピーライター)、D(デザイナー)、P(写真)、I(イラストレーター)

宝島社 2009年9月24日 朝刊

宝島社 紙面を拡大
CD:
前田知巳(フューチャーテクスト)
笠原伸介(博報堂)
AD:
石井 原(風とバラッド)
C:
前田知巳(フューチャーテクスト)
D:
小口達也(博報堂)
永井大介(博報堂)
  山口範久(ツープラトン)
I:
安野モヨコ
制作:
ツープラトン

広告主の声

 いま日本では、おそらく世界でいちばん進んだ新しいタイプの女性たちが急増しており、女性たちの進化こそが、これからの日本においてエネルギーになっていくのではないかと思います。そして、「sweet」をはじめとする宝島社の女性誌は、そのような女性たちから驚異的な支持を集めています。従来の「女性誌かくあるべし」という概念からとっくに自由。女性たちのいまにリアルでなければスタイル誌の意味なし。そういう新しい、というか基本的な感覚を、どこよりも読者と共有できているからこその、宝島社の女性誌だと思います。
 「まさに今の時代の女子!と共感した」などの女性からの反響はもちろん、「絶対、広告にあったような『ガールズ』に魅力的と言われるような男になろうと思った」、「宝島社さんの広告を拝見し、世の中の変わり目を感じた」、「今後の会社の成長には、女性の活躍がかかせないと思う」等、男性からも多くの反響をいただきました。 (宣伝部)

クリエイターの声

 長引く不況の中、宝島社の女性誌は驚異的な支持を集めています。それは、今の日本の女性たちが、「女性はかくあるべし」という従来路線の女性誌よりも、もはやずっと進んでしまっているからだと思います。何物にもとらわれない、世界でいちばん進化したタイプの女性たちが、日本から増え始めている。当の女性たちはすでに当たり前と思っている潮流を世の中に広く伝えることが、今回の広告のいちばんの意図です。 (フューチャーテクスト 前田知巳 氏)

 「進化する女性たち」のビジュアルを安野モヨコさんとあーだこーだとアイデアを出し合いながら作り上げました。カワイくてキラキラしていながら、阿修羅像のような神々しさすら感じさせるド迫力の女性像が仕上がった時、オトコとして少し複雑な気持ちになったりするのでした。 (風とバラッド 石井 原 氏)

読者の声

 安野モヨコのイラストが超cute♪ この絵、見てると、「女」が楽しくなる。頭の中でBGMが流れて踊りたくなる。自分らしい流行ファッションで、ガツガツ仕事して、まつ毛バッサバサにして、ケーキ食べて、彼氏と友達と仕事相手と電話する。この時代に女に生まれてよかったかも。
23歳 大学生

 安野さんのイラストがとてもかわいくてぱっと目を引いた。宝島社の女性誌に対してのポリシーも感じられて好感が持てた。今後の宝島社の女性誌にも注目していきたいと思った。
30歳 会社員

 両面開きの広告にびっくりしました。 左紙面には、働く女性のイラスト、アクセサリー、化粧品、小物……。右紙面には、「女性だけ、新しい種へ。」という文章。男性を意識しない、欧米に憧れない。これが、宝島社の女性誌なのですね。女性だったら、手に取って見たくなる女性誌です。
56歳 主婦