読者モニターが選んだ新聞広告

制作者の略称=CD(クリエイティブディレクター)、AD(アートディレクター)、C(コピーライター)、D(デザイナー)、P(写真)、I(イラストレーター)

三菱地所グループ 2009年9月4日 朝刊

三菱地所グループ
CD:
北風 勝(博報堂)
AD:
後 智仁(WHITE DESIGN)
C:
斉藤賢司(ホンシツ)
D:
鈴木 海(Sude)
P:
高橋秀行(博報堂プロダクツ)
制作:
博報堂/WHITE DESIGN/ホンシツ

広告主の声

 本広告では、三菱地所グループに対する共感の獲得とコーポレートブランドスローガン「人を、想う力。街を、想う力。」の浸透を目指しました。制作にあたっては、30代や40代をターゲットとし、「三菱一号館」の復元というエポックメーキングな出来事を象徴的な素材としながら、明治以降の時代々々の画像と当社が手がけたプロジェクトを交錯させることで、当社グループが時代と共にチャレンジを続け、人々に夢や感動を提供してきたことを伝えています。また、キャッチコピー「次だ。NIPPON」には、日本を元気づけたいという思いが込められています。  
 「次だ。NIPPON」という日本を元気づけようと作ったキャッチコピーが、たまたま政権交代時期と重なったこともあり、注目いただき、前向きな反響を得ました。また、新聞広告と連動して、テレビやラジオCM、さらにポスター、ノベルティー制作など幅広い展開を行うことで、社会への訴求を図り、社員の鼓舞という点でも期待通りの効果が得られました。
(広報部 副長 石川 直 氏)

読者の声

 戦前、戦後から現代そして未来へ連綿と次の時代へとつむいでいく様を自社の建築物とともに表現している点が、この企業の歴史と今後の発展を象徴しているかのように感じました。
35歳 会社員

 1894年から2009年現在までの、日本の時代の流れ、動きが、建物と当時の話題がうまくミックスして表現されています。元気のない今の日本に、やる気を起こさせるような文章も「効果あり」です。
57歳 会社員

 この10年間続いた丸の内の再開発も一段落、レンガ館が有終の美を飾る。舞台は整った。ネクスト・ステージに向けてたゆまず進みたい新生日本! 21世紀は始まったばかりですものね。
60歳 会社員