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個性的な企画が光る関西の出版社

創元社(大阪)2012年8月15日 朝刊(大阪本社版)

〈世界で一番美しい図鑑シリーズ〉

創元社(大阪)

 2012年で創業120周年を迎えた大阪の老舗出版社。「世界で一番美しい図鑑シリーズ」は、「元素」に始まり「花粉」「果実」「種子」など奇想天外なテーマを展開。「元素図鑑」では、表紙にスマートフォンをかざすと「元素の歌」が流れ出す「AR(拡張現実)」の仕組みなど、時代の流れを取り入れた試みが評価されている。

読者の声

 面白い。久しぶりに元素記号の覚え歌を口ずさんでしまった。
男性30代

2月28日、読売新聞大阪本社発刊60周年を記念した関西出版懇談会が
ホテルグランヴィア京都で開かれ、出版社や書店などの幹部ら約200人が参加した。

〈創元社・矢部敬一社長のコメント〉

 関西の商業出版は、16世紀末から仏教書の刊行が京都で始まり、17世紀には大坂で西鶴や近松の作品が隆盛を極める。400年を超える出版の歴史を有する関西は、東京とはまた違った個性的で多彩な有り様で文化の創造、発信を続けてきた。今回この古都で第1回の「関西出版懇談会」が開催されたことは、関西出版の原点をあらためて考える上で、絶好の機会になったといえるだろう。
 今回のような会が続いていけば、書店・取次・出版社など、関西出版業界発展の大きな力となることは間違いないと深く感じた。